2022年インド滞在

インド旅行

三年ぶりのインド・チェンナイ旅行

2022年の年末から、新年をまたいで一か月ほどインドのチェンナイに行って来ました。一か月もあるので、やりたいことがあれこれと山ほどあって、ほとんど出来るかなぁと思っていましたが、さすが、物事に時間がかかるインド。全ては出来ず、やはり優先順位を決めないといけませんでした。

三年ぶりでチェンナイがどう変わっているか、期待と不安でいっぱいでしたが、やはり変わっていた所は、少しづつ道路や電車が整備されていってること。街が拡大して行って、高い建物が増えている感じでした。チェンナイからマハバリプラムに向かう高速道路は道が広くなり、脇には建物が立ち並び、のどかな風景はどんどん消えている印象でした。世界遺産のあるマハバリプラムの街自体もかなり様変わりしていました。

物価の高騰

今回の一番の目的は義実家の里帰り、そして私はインド舞踊のパフォーマンスを観ること、そして生徒さんのダンスジュエリーを入手することでした。ジュエリーはだいぶ値上がりしているように思えました。今回は四人分のジュエリーを購入したのですが、ハンドメイドで貴重なジュエリーはもともと在庫が沢山ありません。ベルトなどはオーダーメイドでしか作らないそうです。と言うことで、何日かかけて通い、必要な数と種類を何とか揃えました。

とにかく時間がかかるインド

何でもとにかく時間のかかるインド。テイラーに行っても、仕上がりの日程が、明日、明日、と言われ、数日延びることが当たり前でしたが、テイラーはなんと前日に仕上がってビックリ!ジュエリーショップは期日に用意出来ないとのハプニングがありましたが、交渉してなんとか出発までに無事入手出来たのでした。

久しぶりに観たパフォーマンス

コロナの影響で一気にオンラインでパフォーマンスが観れるようになったインド舞踊。なので久しぶりと言う感じはしませんでしたが、やはり生で目の前で観る公演は良かったです。オンラインだと、何かやりながら観てしまいがちなので、集中して観ることが出来ました。合計で四公演観ることができました。一か月の滞在で四公演とは、結婚する前の自由な時間が有り余っている頃とは比べものにならない程少ないですが、家族の時間の合間を縫っての外出だったので、とにかく観れたことに感謝したいです。

まず、インドに行って最初に観たのが、私のインド舞踊の先生の寺院での奉納舞で、目の前で観ることができたので、とても感動しました。その他、ミュージック・アカデミーで観たのですが、まず、チケット代の高騰にビックリ。バルコニー席は700ルピー、一番良い席は1500ルピー。インドに住んでいた時は、シーズン中には毎日足繁く公演に通っていましたが、有名ダンサーの公演はもうインドのお金持ちしか見る事が出来ないと思いました。でも、実際にはタダで見れる公演も沢山あるので、若いダンサーやダンスファンの人達は、そういったチケット代のかからない公演を観る機会がまだまだ沢山あるのは良い事だと思いました。

お買い物天国が…?

三年ぶりですから、インドに行ったら、他にもやりたいこと、買いたい物が沢山ありました。とりあえずはインド服を買いたい!と思っていましたが、あまり良い服には出会えず。刺繍などの人件費が上がってしまったのか、凝ったデザインの物は見かけませんでした。期待を膨らませていたので、とても残念でした。あとは、ナタラジャ、インド舞踊の神様のブロンズ像を買いたい!とずっと思っているのですが、良いお顔に出会えず。インドはここ数年、アンティークの国外輸出が禁止になったようで、ブロンズ像もアンティーク風に仕上げてある像は政府の考古部門の証明が必要とのこと。税関で止められる可能性があるので、簡単には持って帰れないとのことでした。

次回の滞在では、インド舞踊のレッスンも受けられますように…

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