外国人が台湾で結婚する方法

台湾生活

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台湾に国籍がなくても外国人同士が台湾で結婚できる!

初めて会う人にはよく驚かれるのですが、日本人の私とインド人の夫とは台湾で結婚しました。二人で結婚しようと決めてから、その頃付き合っていた夫の仕事が台湾に決まり、私も台湾に住むことになりました。日本かインドで結婚してから台湾に来れば良かったんじゃない?と思いますが、私たちはとりあえず一緒に生活し始めてから考えよう、とのんびり構えていました。インドの結婚手続きの仕方を聞くと、宗教結婚の場合が多くて、外国人と結婚するには、弁護士に多額な費用を払わないといけないと言われて、気が進みませんでした。一方、日本だと、日本に住んでいないのに色々な手続きがあり、これもまた大変そうでした。

外国人も婚姻届けは区役所に提出するだけ

そんな時に、台湾では外国人同士が結婚出来ると知りました。台湾に住んでいるのだから、台湾で手続き出来れば一番便利です。私の必要書類は戸籍謄本、パスポート、居留証。夫の国は戸籍謄本がないので、現在結婚してないと証明する、シングル・ステイタス・サーティフィケートと言う書類が必要でした。それを持って、住む地域の区役所(區公所)に、証人になってもらうための友人二人と一緒に来てもらい、手続きしました。気が抜けるくらいの簡単な手続きで、しかもとても親切に対応してもらいました。とまどったのが、提出の際に夫の名前が中国名(漢字)が必要となるとのことで、急遽、苗字をその場で決定しました。よくある英語名はもう決まった漢字があるようで、名前の方は大丈夫でした。それ以外は特に問題なく心穏やかに婚姻届を提出できました。その書類を持って、日本とインドそれぞれに台湾の婚姻届の書類を報告という形で提出しました。

結婚せずに台湾に滞在していた時に困ったこと

私が台湾に来た際には、もちろん外国人ですから、ビザが必要です。婚約していたとは言え、婚約ビザなんてものはないですから、学生ビザで台湾に住むことにしました。台湾に住んでから手続きをぼちぼち考えよう〜なんて思っていたからです。今考えると、のんびりしているなぁと思いますが、その時は早く台湾で一緒に暮らしたいと思う一心でした。配偶者ビザの場合には配偶者が台湾に勤めている場合は勤め先が手配してくれると思いますが、学生ビザだと自分で色々と手配しなければならず、学校を休むとビザを取り上げられてしまうので(留学生として台湾に来ているので勉強に専念するのは当たり前ですが)、夫の休みに合わせて一週間ほど学校を休んだ時は、移民局でお叱りをうけたりしました。ビザが配偶者ビザに変更になってからは、滞在の問題は解決しましたが、台湾の配偶者ビザでは労働許可が降りないので、それで悩むことになりました。

台湾では合法の同性婚

台湾では数年前に同性の結婚も認められたようです。日本では同性婚の受理は一部の地域でしか認められていないようですね。外国人にはとてもオープンな台湾、もし本国の国際結婚の手続きが複雑過ぎて難しい場合は、台湾で婚姻届を出すのも一つの選択肢かなと思います。ただ、居留証がある人対象だと思うので、台湾に住所を持っていないと居留証が発行されないので、旅行ビザではなく、ある程度長く住んで居留ビザを取得する必要があるかなと思います。

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